IntelliCENTER®ソフトウェアを使用することで、MCCの詳しい稼動状況を把握できます。リアルタイムでの診断、および、MCCに関する情報の取得が簡単にでき、MCCおよび関連装置のパフォーマンスを最大化するのに役立ちます。個々のMCCに関するデータがグラフィカルに表示され、重要なステータス情報をすぐに確認できます。統合アシスタント機能により、Studio 5000環境でI/Oツリーを自動的に形成できるほか、IntelliCENTERソフトウェアからの情報を使用してFactoryTalk® EnergyMetrix™計測データを自動的に入力できます。IntelliCENTER Energyによって、モータ・コントロール・センタのインテリジェントモータ制御装置のFactoryTalk EnergyMetrixの構成済みセットアップが自動的に実行されます。
概要
- MCCラインナップ全体をグラフィカルに表示する立面図
- 各モータコントローラの状態を表示するステータスインジケータ
- モニタビューには監視対象MCCの概要が表示され、構成パラメータを変更可能
- MCCに応じてカスタマイズされたドキュメントビュー(マニュアル、配線図、予備パーツリストを含む)
- MCCに関連して発生したイベントの情報が記録されるイベントログ
- 統合アシスタントにより、IntelliCENTER® MCCをStudio 5000™プログラミングソフトウェアにシームレスに統合し、MCCの装置にタグおよびIPアドレスを自動的に生成
- IntelliCENTER EnergyがMCCの装置にFactoryTalk® EnergyMetrix™の構成済みセットアップを自動的に実行し、IntelliCENTERソフトウェアから直接、インテリジェント装置のエネルギー消費とトレンド履歴をリアルタイムで表示
資料
Resource | Publication Number | Language |
---|---|---|
EtherNet/IPを搭載したIntelliCENTER技術に関するパンフレット | MCC-BR003 | |
CENTERLINE 2500 MCCのプロダクトプロファイル | 2500-PP001 | |
CENTERLINE 2500の選択ガイド | 2500-SG001 | |
CENTERLINE 2100モータ・コントロール・センタの選択ガイド | 2100-SG003 | |
CENTERLINE 1500高圧コントローラの選択ガイド | 1500-SG001 | |
IntelliCENTER技術を搭載したCENTERLINE 1500モータ・コントロール・センタ(EtherNet/IPネットワークを使用) | 1500-TD001 | |
IntelliCENTER技術を搭載したCENTERLINE 2100モータ・コントロール・センタ(EtherNet/IPネットワークのテクニカルデータを使用) | 2100-TD031 | |
IntelliCENTER技術を搭載したCENTERLINEモータ・コントロール・センタ(EtherNet/IPネットワークを使用)のリファレンスマニュアル | MCC-RM001 | |
IntelliCENTERソフトウェアのユーザーズマニュアル | MCC-UM002 | |
IntelliCENTER Active Xアプリケーション手法 | MCC-AT002 |
ソフトウェアリリース
- IntelliCENTER® ソフトウェアバージョン2.0.3 Service Pack 4 (2010年3月)
Service Pack 4 (SP4)は IntelliCENTER ソフトウェアバージョン 2.0.3 にのみ適用できます。SP4 では、Bulletin 193-EC5 E3 Plus 電子過負荷リレー(電圧/電力モニタ機能搭載)および PowerMonitor™ 3000 (バージョン4)が新たにサポートされました。また、PowerFlex® 753およびPowerFlex 755 ACドライブ用のDriveExecutive統合が追加されました。
- IntelliCENTER®ソフトウェアバージョン1.4.7 Service Pack 5 (2006年1月)
Service Pack 5 (SP5)は、IntelliCENTERソフトウェアバージョン1.4.7にのみ適用できます。E1 Plus電子過負荷リレーにおけるパラメータ値書き込みに関する問題が修正されました。また、モニタビューに誤った値が表示される問題も修正されました(ごくまれにのみ発生する問題)。