製造業におけるセキュリティ脆弱性の脅威とその対策
~ デジタル技術の本質的な効果を得るための考えるべき1つの登竜門~
現在、嗜好の変化や環境変化、人口変動を背景とした大きな脈動の影響により、製造業に関わる市場は正に変容期を迎えています。その急激な時代の変化に対して、製造現場も含めたデジタル技術の適用による対応が加速化しています。その一方で、ネットワークセキュリティの観点において製造現場では様々な脆弱性が散見し、日夜、多くのメディアで報じられているようなサイバー犯罪が増加しているのが実態です。今回のセミナーでは、近年のサイバー攻撃についての背景を説明すると共に、製造現場を含めた企業全体に通じたサイバーセキュリティの対策と在り方について説明いたします。
9月28日に開催したセミナーの見逃し配信をお送りしています。ご登録の上ご視聴ください。本セミナーの推奨ブラウザは、Google ChromeまたはFirefoxです。
開催概要:
開催日: 開催時間: プラットフォーム: 参加費: 受講対象: 主催/共催: |
2022年9月28日(水) 13:00~14:30 (接続開始 12:45より) オンライン 無料(事前登録制) 設計部門全般・生産管理・生産技術・品質保証・ DX推進・IT推進・業務改革部門のご担当者様、 工場側セキュリティを統括されている方 ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社 / シスコシステムズ合同会社 |
プログラム・講演者
● 市場課題に対するデジタル技術とその裏側にある脅威
ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社 パートナー戦略事業本部 本部長 (エバンジェリスト)
吉田 高志
本講演では、製造業におけるデジタル技術適用における背景と、その裏側に潜むサイバーセキュリティの脅威について説明します。近年の市場変遷の影響により、製造業に携わる企業の多くがデジタル技術の効果や恩恵といったものを期待し、その考察と適用が増加の一途を辿っています。その一方で製造現場に目をやると、サイバーセキュリティの観点での脆弱性と潜在的なリスクといったものが残留していることも多く、これらがサイバー犯罪に関わる人や組織の1つの温床となっています。このような環境状況の中で、今、企業は何を考えるべきかという点について説明を行ないます。
● スマート工場化のためのネットワークのセキュリティバイデザインコンセプトと最新事例のご紹介
シスコシステムズ合同会社 IoT事業部 ビジネスパートナー開拓担当
渡部 秀博 様
スマート工場化を真に実現するために必要なネットワークには、可用性や将来の拡張性、耐障害性の他にサイバーセキュリティ対策という重大な要件が課せられています。従来の産業用システムはクローズドな環境で使用することを想定していたため、現在は外部との通信に伴うサイバーセキュリティリスクに日々晒されています。シスコからはスマート工場のサイバーセキュリティ対策に欠かせない「セキュリティバイデザイン」、ネットワークで守るというコンセプトと実際の導入事例のご紹介をいたします。
● リスク検証に基づくセキュリティ環境の構築
ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社 システム&ソリューションビジネス事業部
稲岡 研介
デジタルトランスフォーメーションは、産業界にサイバーリスクをもたらしました。脅威と取り巻く状況は急速に進化しており、セキュリティの健全性評価とその実践は、1か所限定での対策や1回限りのイベントではなくなっております。最良のアプローチは、リスク検証に基づくアプローチであり、脆弱性に対する資産を特定することから始め、包括的で統一されたITおよびOTのサイバーレジリエンス計画を構築することです。ロックウェル・オートメーションが展開するリスク検証に基づくセキュリティ環境の構築、またそのサービスをご案内いたします。